前回から2回にわたってクラウド会計ソフトについて詳しくご紹介していきます。
前回はそもそもクラウド会計ソフトとは、その特徴を紹介して参りましたが、
後編となる今回は実際にこちらを導入した際に経理業務を行うにあたってどのようなメリットがあるのかを紹介していきます。
多くのクラウド会計ソフトは取引内容をリストから選択して金額を入力するだけで経理処理ができるように工夫されています。難しい用語や簿記の知識もそれほど必要ありません。
そのため、すぐに取り掛かることが可能です。連携機能を用いると、仕分けの大半を自動で行うことができるため、大幅な時間と労力の短縮が可能です。
仕分けの多くを自動で行うことにより、従来に比べ、勘定項目や金額の誤りといったケアレスミスが劇的に減少します。このことで事務効率アップにもつながります。
前回例として挙げた、企業の中で最も多く利用されているクラウド会計ソフトである「freee会計」では今後の入出金の予定を入力することでキャッシュフローのレポートも作成が可能です。キャッシュフローが見える化できることで、財務状況をみてタイムリーな意思決定ができるようになるのです。
リアルタイムのデータを反映した試算表を簡単に出力することができます。資産や負債、損益などの月ごとの推移も一目でわかり、これらは素早い経営判断に役立ちます。
また複数の人間がデータを共有しあい、離れた場所での意思疎通もスムーズに行うことができます。
上記にも記載した通り、離れた場所でもデータの共有が可能ですが、これを税理士との連携にも活用できます。経営側と税理士が同じデータを共有しあえるので素早く、よりよいサポートを受けることができます。
以上紹介したようにクラウド会計ソフトはインターネットに繋がりさえすれば経理業務において、より効率的にスピーディーに行うことが可能となります。当事務所ではクラウド会計をご利用いただいている企業様へ「経理代行」「記帳代行」のサービスを行っております。会計業務でご不明な点がございましたら、是非お気軽にご連絡くださいませ。