2021/10/11

企業経営における経理業務の重要性とは

■経理業務とは

1)対外的な必要性

一般的な株式会社では、株主が出資した資金を元に経営を行っています。このため、企業は自社の財政状況や経営成績などを表す決算書を作成して、株主の承認を得ることが義務付けられてるため、決算書作成のために経理が必要となります。

2)対内的な必要性

経営者が適切な経営判断を行うために、会社の経営が現在どのような状態にあるのか(儲かっているの、損しているのか)を正確に把握することが欠かせません。会社経営をとりまく数値がクリアに見えてくるので、資金運用・投資のタイミングも逃さず、問題があった場合もその都度クリアにすることができます。

■経理をおろそかにするリスク

経営者の中には「大切なのは営業!!経理は後回し」という方や「他の業務で目一杯、経理業務に人を雇う余裕なんてない」。という方も多いようです。もちろん本業無くして会社経営は成り立ちませんが、事業活動の成果は決算数字に現れてきます。正しい数字を把握していないと、経営判断を誤りかねません。客観的に事実把握することで、事業成功への早道となるのです。

1)社内における問題

経営処理がきちんと行われていない会社では、どのくらい儲かっているのかという見当が付かず、儲けが分からない隙を狙った横領や横流しが起きるかもしれません。いつの間にかお金や商品が無くなっていたとしても、誰もわからないのです。‘この会社は経理が甘い‘という認識が社内に広がらないように対策を練る必要があるのです。

2)社外における問題

取引先とのお金の動きが把握できていなければ、売掛金の受け取り漏れで損をしたり、買掛金の支払い漏れで信用をなくすなど対外的な問題につながります。いい加減な財務諸表では融資も思うように受けられなくなります。財務調査では厳しく指摘され、多額の税金を追徴されることも・・。経理をおろそかにすると、このように「負の連鎖」が起こり得てしまうのです。

~まとめ~ 会社経営を見極める

会社の経営状況を示す「経営成績」と会社の財産の増減を示す「財政状態」が会社経営を考える上でとても重要になります。この2つを把握するためにも経理が必要不可欠です。現在の事実を正しく知り、今後の正しい経営判断の糧にしていただきたいと思います。